2010/08/14

道の駅に辿り着いた者達



首都圏に近い道の駅。
時々地方に行った帰りに寄る。

仕事の道具を持ったまま・・
不自然な体勢で仮眠を取っている人がいる。

・・・。

どうしたんだろう。
そんな体勢では体の疲れも取れない。

仕事帰りに疲れて寝てしまったのか?
帰る家が無くなってしまったのか?
そんな人を時々見かける。

下請けの職人さんか?
職人さんは法的な知識の無い人も多い。
支援制度を知っていても支援の窓口に行かない人もいる。
職人気質が残っている人もいる。

日本の支援はドカッと座って待っているだけ。

探し求める事はしない。

ヨーロッパなどを見ると布教活動と言うのがある。
人を導く為にいろんな所に入って行く活動が古くからある。
現在でも町の至る所に救いを求める人を捜し歩く。
救いを求める人を発見することに価値を見出す。

さ迷い歩いた人達が辿り着いた場所が道の駅なのか?

一般の人達は見て見ぬふりをする。
管理者に伝えると排除にだけ動く事を感じているからだ。

日本の仕組みは問題が明確になると排除に動く。
他の機関との連携は嫌な思いをすることが多いからだ。
行政やそれに連なる人達の考え方である。

「余計なことをしやがって・・」

そんな考え方をする奴を僕は沢山知っている。

道の駅にはいろんな人が寄る。
その中には救いを求める人が来るのも自然である。
運営の仕組みの中に必要な支援へ繋ぐことを入れろ。
明確にするべきだろう。

道の駅も時代と共に変化している。
人が欲する形に変化するのが自然である。
変化の中に救いを求める人への対応が入るのも自然だ。

道の駅はいろんな人が集まるオアシスである。

0 件のコメント:

コメントを投稿